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Yuto Ohigashi

米大学バスケットボールにおけるパフォーマンストラッキング【KINEXONレポート2022】

最新鋭パフォーマンストラッキングプロバイダー『KINEXON』が、NCAAバスケットボールプログラムにおけるパフォーマンストラッキング技術の重要性と有益性について、調査を実施。


大学生のバスケットボール選手男女513人を対象に行われたKINEXONの調査によると、79.7%の選手が所属するチームにて1つ以上のパフォーマンストラッキング技術を用いていると回答。


 


「私たちはKINEXON、フォースプレート、心拍センサー)の3種類のテクノロジーを導入している。選手がどれだけハードに練習したかを理解するうえで、特に外的負荷(KINEXON)と内的負荷(心拍データ)を評価しており、練習後にコーチたちへそのデータセットを送っている。KINEXON上で両データを一括管理できる点も重宝している」


- マット・アルドレッド氏 /

ファーマン大学S&Cコーチ



 

そして、トラッキング技術の利用に関して、86%の選手が自身の運動能力やゲームのプレーに対して効果が出ていると感じているのに加えて、トラッキング技術は怪我の予防や管理、回復期間の減少にも有用であるという回答が得られている。


 

「アスレティックトレーナーとしての責務は怪我の予防である。蓄積された負荷やスプリント、ジャンプなど、KINEXONが与えてくれる測定値は、選手をどのように管理・育成し、練習や試合を行なっていくかを考える上で非常に貴重なものである。また、これはリカバリーという点においても非常に重要なものとなっている」


- ジャスティン・ゲームズ氏 /

フォーマン大学 AT


 

また、トラッキング技術は選手のモチベーションにも影響を与えることもわかり、70%以上の選手はコーチがモニタリングしているということを知っていることで、手を抜かずに全力で練習するという回答している。さらに、データに裏付けられたフィードバックの方が信頼できるという選手も75%以上だと報告されている。


 

「客観的なデータが手元にあると、選手に自信を持って、まだ全力で練習していないと言うことができる。KINEXONを用いることで、選手の練習試合が実際のゲームでのパフォーマンスよりもはるかに余力があると正確に示すことができる。また、NBAに行きたいという若い選手に対して、自分のチームはNBAと同じツール(KINEXON)を使っているといって、リクルートにも用いている」


- スティーブ・エングルハート氏 /

コロラド大学 Director of S&C

 

今や、米バスケットボール界では、トラッキングシステムの導入が当たり前のこととなっており、導入チームはパフォーマンスアップ、怪我からの復帰および予防、モチベーションアップ、リクルートなど多くの場面でその成果が確認されている。KINEXONを利用しているコーチの中には、「測定できないものを向上させることはできない」という人もおり、KINEXONを導入することで、今まで主観的に捉えていたものを客観的に可視化し、選手ひいてはチームのパフォーマンスをより効率的に向上させることができるだろう。



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