2月14日から16日(日本時間2月15日から17日)に掛けてシカゴのユナイテッド・センターで開催される『NBAオールスター・ウィークエンド(以下、オールスター)』で5Gを用いたアクティベーションが導入されると、スポーツテック情報を扱う米メディア大手のスポーツテッキーが13日(同14日)に報じた。オールスターで5Gが本格的に活用されるのは今回が初の試みとなる。
TNT社にて放送される『オールスターゲーム』と『スラムダンク・コンテスト』では、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)が主催する『AT&T 5G コートサイドカメラ』が特集される予定だ。米最大手の電話会社であるAT&T社が手掛ける同コートサイドカメラでは、SamsungのGalaxy S20+5G、及びGalaxy S20 Ultra 5Gスマートフォンによって様々な角度から撮影されたユニークなハイライト動画が配信される予定となっている。
5G対応スマートフォンを持参する来場客は、アリーナ内の5Gネットワークに接続できる他、シカゴのAT&Tストアにてオールスター期間中に開催される5Gを活用したバーチャル体験イベントに参加する事ができる。AT&Tストアで実施されるアクティベーションには、多人数参加型のバーチャル・スリーポイント・コンテストやシカゴの象徴的な建造物を背景にダンクする3D動画を作成するといったイベントが含まれている。
ワシントン・ウィザーズで活躍する八村塁選手も有望な若手が選出される『ライジング・スターズ』への出場が決まった今季のオールスターは、スポンサーアクティベーションの観点からも例年とは一味違った新たなファン体験が注目されている。
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